2012年3月4日日曜日

ほんとにさくっと

CentOSのインストーラが起動してからは、ほんとにさくっと終わった。拍子抜けするぐらい。しかしそこにはFedoraCore3のセットアップで経験した苦労が確実に生きているのであった。

・・・・、まぁほんと特筆することがないんだよね。しいて言えばパーティション分けぐらいか。ハードディスクの領域を用途ごとに細かく割り振るやつ。こんなかんじ。

デバイス         マウントポイント  容量(MB)
 /dev/hda
 |
 +- /dev/hda1         /boot                  100
 +- /dev/hda2         (swap)                4000
 +- /dev/hda3         /                       1000
 +- /dev/hda4
      |
      +- /dev/hda5    /var                   8000
      +- /dev/hda6    /usr                   4000
      +- /dev/hda7    /usr/local            1000
      +- /dev/hda8    /tmp                    100
      +- /dev/hda9    /home               20000

/dev/hda が実ディスクね。物理的な意味のディスクが2枚、3枚あると /dev/hdb、/dev/hdc って増えてくらしい。26枚超えたらどうなるのかな。/dev/hdaa かな。んで番号付いてるのがパーティション。
1~3 が基本パーティション、4 は拡張パーティション。基本 + 拡張で 合わせて4つまでしか分割できないんだって。5~9 は論理パーティションつって 4(拡張) を分割したやつ。ただしOSの起動に必要なデータは基本パーティションにないとダメ。

UNIX系のファイルシステム(CentOS4系はext3)ではディスクドライブに保存されたデータにユーザがアクセスできるようにするために「マウント」という処理が必要になる。例えば「AAA.dat」とかいうファイルが入ったUSBメモリをPCに挿しても、それだけではデータにアクセスできない。USBメモリを例えば「/mnt/usbmem」に「マウント」することによって「/mnt/usbmem/AAA.dat」っていうふうにアクセスできるようになる。これはハードディスクでも同じこと。/dev/hda1を/bootにマウントすることで初めて/dev/hda1(基本パーティション1)に保存されたデータにアクセスできる。このマウントする場所のことを「マウントポイント」という。ちなみに/bootには起動プラグラム、/varにはログ、/usr、/usr/localにはアプリケーションが保存される。/tmpは一時的な使用が目的の作業領域、/home下には各ログインユーザごとのディレクトリを切って、それぞれが自由に使っていい領域とする。/dev/hda2 はSWAP領域として割り当てた。SWAP領域はメモリが足りなくなったときにデータを退避させる場所で、ユーザはアクセスできない。

パーティション分けはこんな感じ。あとはパッケージインストールして、必要ないサービスを停止して。キーボードも日本語だし。そうそう、yumの設定をしてupdateもしました。今回はつるっとできたよ。勝手に「CentOS4.9」にバージョンアップしたけどな。

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